保育日記

「Das Besten order Nicht（最善か、無か）」

「Das Besten order Nicht」このドイツ語は、世界で最初に車を作ったドイツの自動車メーカー、ダ○ム○ーベ○ツ社が以前に掲げていた社是です。世界最古の自動車メーカーにして、現在でも世界の自動車メーカーの頂点と言える会社らしいものの考え方だと思います。究極の物を作らなければそれは無であり、中途半端ではいけないということなのでしょう。この言葉、車作りに限らずどんな仕事をする上でも、また人生においても大切なことなのではないでしょうか。人間には完璧ということはありえないのですが、何をするにも「Besten（最善）」を尽くすか、或いは、「Nicht（無）」でいいのか、それによって結果が違ってくると思います。もちろん、自分が常にBesten（最善）で物事に取り組めているかといえば、決してそうではなく、Nicht（無）であることが多いのは否めません。そして、いつもBesten（最善）であると苦しくて仕方がないことも明白です。しかし、仕事をするからには最善であるように努力する事は決して無にはならないと思います。自動車作りと人を育てることは同じではありませんが、その「志」だけは共通する部分があるように感じてなりません。まだまだ足りないことだらけですが、世界の名車に乗っているつもりで高見に向って進んで行きたいものです…(+_+)。

2012年02月27日（月） No.630 (園長日記)

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