Diary

四駆、働き蟻、ビーバー!?


このところ日中の日差しから春を感じられ、園庭の雪は殆どが融けてなくなり、また、朝はカチカチに凍っている園庭も日中はドロドロになってしまいます。そんなドロドロの園庭でも子ども達は平気で走り回るのでズボンやジャンパーには泥が飛び跳ね大変なことになってしまいます。5歳児の子ども達は担任のM先生と駆けっこをしていた事もあり、M先生はもちろん、みんなの泥汚れは“いっぱい走りました”ということを物語っていて、その泥の跳ねた様子はまるでキャメルトロフィーを走り終えた四区の名車ランドローバーのようでした。実はM先生、あの泥の感触がとても好きらしいので少々、いや、結構な汚れでも気にならないかも知れません(゚.゚)。
 さて、そんなドロドロの園庭が少しでも早く乾いて欲しいとの思いから、スコップを手に川作りをしていたところ、5歳児に負けず劣らず泥汚れを気にしない4歳児クラスのM君とY君が「園長先生なにしてるの?」と聞いてきました。そこで「融けた水が流れるように川を作ってるんだよ」と話すと「ぼくたちも一緒にやる」と言って働き蟻のように手伝ってくれたのです。彼らにあちこち泥をかけられたものの、いい感じの川ができてきたので、これならば夕方には随分水が流れているだろうと期待していたのですが、夕方園庭の様子を見に言って絶句!(@_@)!何故なら、午前中一生懸命に作った川にビーバーが現れたようで、よくこねられて泥でしっかりと川が堰き止められ大きな水溜りができているではありませんか(>_<)。仕方がありません、ビーバーによって堰き止められた箇所をしっかり取り除き水が流れるように工事をし直しました。それを一人見ていたのが、先日の保育参観でピザ屋をしていた3歳児のK君。そのK君が「園長先生何してるの?」と不思議そうに声をかけてくれたので訳を話したのですが、反対に僕もK君があの泥だらけの園庭で何をしようとしていたのか気になり「K君は何してるの?」と聞いたのですが「Kちゃんはね、○×☆△□※!」と何やら聞き取れないことを発しながら歩いて行ってしまいました。もしかしてビーバーはK君だったの!?(-_-)?!
そうそう、最後に、懸案だった二階の子ども用トイレが今日やっと使用できるようになりました。問題解決までには随分時間がかかりましたが、これで心に詰まっていたモヤモヤが取り除かれすっきりした気分です。本当によかった。
2012年02月21日(火) No.626 (園長日記)

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