Diary

家族


このところ春を思わせる日が時々ありましたが、今朝は風があったためか、天気が良かったのに線量を計測している数十分だけで靴を通して地面から寒さが伝わってきました。先週までカチカチだった園舎北側の園庭は日中の暖かさで雪が融け地面が顔を出しドロドロの状態になることもあり、子どもたちが歩いた所には小さなクレーターのような水たまりが沢山できるようになっていたのですが、今朝はその水たまりがまた寒さで凍っていました。そんな素敵な環境を子どもたちが見逃すはずはなく、「園長先生ちょっと来て!おもしろいことしてるから」と僕を誘ってくれて、氷を足で踏みつけたり、砂場の道具で叩き割ったりする様子を見せてくれました。その氷が割れる音が何ともいい音で、まるで木琴の調律をしているかのようでした。こんな風に子どもたちは寒さを気にする様子もなく夢中で遊んでいます。
 さて、いい音といえば、今日は1歳児クラスの保育参観が行われ、普段の子どもたちの様子をご覧頂きましたが、その中にハープコンサートもプログラムされ、Iさんが毎月子どもたちが聴かせて下さっているハープの音色をご家族の皆様にも楽しんで頂きました。そのIさんがコンサートを終え職員室で一休みをしながら来月のコンサートの内容確認をしていたときの事です。僕がほんの僅かな時間、席を外し職員室に戻るとC先生が必死に笑いを堪え、ニヤニヤしているのです。一体何があったのか!?そこで、「どうかしましたか?」と二人に聞くと、遂にC先生が笑いだし何が原因だったか教えてくれたのです。その内容とは・・・。既に数年間、保育園にいらしてくださっていたIさんは、C先生にはお子さんがいると思いこんでいたらしく、「震災の時、家に帰れずお子さんどうしていたのですか?」と質問され、C先生は(^_^;)驚くと共に大笑いが起こったというのです。でも、笑っていていいのか(>_<)、とても微妙な気が・・・(^^;)。C先生にはお子さんはいませんが、素敵なご家族いる事は間違いないようです。
2012年02月16日(木) No.621 (園長日記)

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