Diary

おはなしゆびさん


「このゆび パパ ふとっちょ パパ やぁ やぁ やぁ やぁ ワハハハハハハ おはなしする」の歌詞で始まる有名な童謡♪“おはなしゆびさん”は幼い頃に一度は歌い、よくご存知かと思いまが、今でも子ども達はどこで覚えたのか意外と知っているらしく、今朝、外で何人かの子ども達の指に顔を描いてあげたところ友達の指と自分の指に描かれた顔を向かい合わせて動かし「♪このゆびパパ〜」と歌いながら会話を始めました。昨日はほんの数人の子どもの親指にだけ顔を描いていたのですが、今日は5歳児の女の子が「おかあさんゆびにもかいて」「おにいさんゆびにもかいて」「つぎはあかちゃんゆびにも」と結局は全ての指に顏が描かれることになり大家族になっていました(*_*)。ところが、園生活では何度も手を洗うため、描かれた顔は午後にはすっかり消えてしまうこととなり「園長先生、顏消えちゃったから今度また描いてね」と言いにきてくれた子がいました。こんな単純なことでも子どもにとっては楽しい事で遊びを発展させることができるのです。しかもそれは必ず遊具(玩具)が必要なのではなく、本当は身体と想像力さえががあればいいのです。あんな単純なことで喜んでくれる子ども達、本当に可愛いものです。
 さて、明日、あの東日本大震災から11ヶ月を迎えます。そして、震災からの復興を目的とした「復興庁」が期間を定めて今日設置されました。被災者や被災地に何が必要なのかしっかり把握して頂き、一日も早い復興へなるように願うばかりです。
2012年02月10日(金) No.617 (園長日記)

No. PASS