Diary

思い煩うな


人間誰しも悩んだり、迷ったりするものですが、聖書には「思い煩うな」と書かれている箇所があります。しかし、現実の生活においては、皆、何かしら思い煩っているのではないでしょうか。最近僕を悩ませてくれたのは、この寒さによる保育室の水道の凍結でした。しかし、数日前、やっと水道管が少しの気温の上昇に反応し水が出るようになり、それまで隣りのクラスの水道をお借りしていた2歳児の子ども達は大喜びで「えんちょうせんせいよかったね」とニコニコでした。
 ところが、水道管の凍結が解決しそうな気配が感じられる日に次なる問題が発生。それは二階の子ども用トイレの水が流れず一箇所が使用できない状態が続いていることです。業者を手配し原因を確認してもらったところ、何かが詰まっていることが判明しました。当然このままでは子ども達の生活に支障をきたすので早急に修理する事になりますが、数少ないトイレの工事となると子ども達だけでなく職員にも影響が及び、それこそ職員が思い煩うこととなりかねません。
以上のような水周りの悩み以外にも自分の無力さや課題の多さに思い煩う毎日です。そして、これは生きている以上永遠に続く事であり、生きている証しなのかもしれません。
2012年02月09日(木) No.616 (園長日記)

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