Diary

○○の達人


仙台では朝方降り出した雪が出勤時には既に結構降り積もり足元を気にしながら駅に向う事になりました。ホームで電車の到着を待ちながら、この様子であれば保育園に着いたならば雪かきから始めなければと気合を入れ定時より10分遅れで到着した電車に乗り込みました。ところが大河原に到着し開いたドアから見えた景色は仙台と全然違い雪が積もっていないのです(*_*)。何とも拍子抜け。しかし、掃除や線量を計測する頃には雪が深々と降り始め、瞬く間に街全体を白銀の世界へ染めてしまいました。この雪で交通機関はいたるところで乱れました。考えて見れば日本海側では連日のように雪が降っているわけで、今日のような積雪で大騒ぎしているようでは決して豪雪地帯では生活できないことでしょう。
 さて、大人にとって厄介なこんな雪の日こそ子ども達にとっては最高に楽しい日です。5歳児のK君は砂場の隣りの家に降り積もった雪を払い落とすために色々な道具を駆使していたものの、なかなか自分の納得いくようにはいかず「園長先生どうすれば雪全部取れるの!?」と言うのでそれまで使っていた物とは別な砂場の遊具を提案すると思いのほか効率よく雪が落とせるだけでなく太鼓の達人のように屋根をリズムよく叩き始め(近所迷惑になるのではと思うくらい)ご満悦でした。そこで、「Kちゃん上手だね!でも園長先生は太鼓の達人より“通りの達人”の方が良いなあ!」と言ったのですがK君は“通りの達人”を知る由もなく、まいう〜!とはいきませんでした。ところで、K君が太鼓の稽古をしていた家の砂場を挟んだ反対側のお家の二階では同じ5歳児クラスのH君達が担任のM先生と女の子を呼び二階に降り積もった雪を頭に降らせようとしているのです。ところが、女の子達は嫌がるどころか言われるがまま家の下にしっかり並び、滝修行のように頭から雪を掛けられ喜んでいました。明日は今日のような雪にはならないようですが、今後交通がマヒしたりするような雪が降らないことを願いたいものです。そうでないと9時出勤でもいいC先生がかなり早い電車で出勤することになりますので。なにしろ、今朝C先生に「あれ?今日随分早いけど何時の電車?」と聞くと「始発の一本前の電車です。」と返事が返ってきたのです。始発の一本前?それって終電(@_@)!?
C先生には、そのトンチンカンさに毎日ノックアウトされています。C先生は一体何の達人なのでしょう(ーー;)
ここしばらく、僕のおやじギャグと同じくらいの寒い日が続きそうですのでみなさん体調管理にはくれぐれもご注意ください。

※ここ数日、お米プロジェクトに賛同された方々がお米を届けて下さっている事に感謝致します。頂いたお米は子ども達と一緒にペットボトルに移し変え、八巻先生を通して仮設住宅に届けて頂きたいと思います。
2012年02月02日(木) No.609 (園長日記)

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