Diary

凍結


ここ数日の寒さで園庭に降り積もった雪は日中と夜間の温度差で何度となく融けて凍ってを繰り返し朝の園庭はカチカチの氷となってしまいます。そんな園庭で遊ぶ子ども達はまるで“なんば花月”のお約束のコントのようにみんな同じところで同じように転びながらもツララを探したり、氷を掻き集めたりと冬の外遊びを満喫していました。こんな風に外があちこち凍ってしまうのは当たり前ですが、何と今日は2歳児クラスと調乳室の水道が凍結してしてしまいました。お湯を掛けたりとあの手この手で水が出るように努力したのですが、結局終日水が出ない状態が続いてしまい、子ども達も先生達もあちこちの水道を使わざるを得なくなり、大変忙しい一日となってしまいました。この不便さは震災でライフラインが寸断されてしまい生活に困った時のことを思い出させる出来事でした。明日こそは寒さが緩み水がいつも通りに出てくれることを願います。
 さて、ここ数日、全国各地で気になる地震が続いています。にわかに首都直下型地震の発生が心配になっていますが、こんな寒い時期に巨大地震が起きたら大変なことになるでしょう。そんな時こそ東日本大震災の教訓を緊急時に生かせるように災害対策に必要なことを再確認をしたいと思います。不測の事態になった時でも職員の行動や頭の中が園庭や水道管のように凍結しないように。
2012年01月30日(月) No.606 (園長日記)

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