Diary

Bitte


数日前の朝、インチキ外国語で挨拶しながら子ども達の迎え入れや保護者の方を見送っていた時のことです。4歳児と2歳児クラスのK姉妹のお母さんに「園長先生、今のは言葉は何語ですか?」と尋ねられました。その時使っていた言葉は「Bitte(ビッテ)」というドイツ語だったのですが、このBitteという言葉、実に多くの場面で使われ、色々な意味を持つ便利な言葉なのです。
 一般的には英語のpleaseのように願い・頼みである、どうぞ、という意味で使われるのですが、その他に「どういたしまして」(丁寧な言い方ではBitte の後にschönenという言葉が付くのですが) や語尾(イントネーション)の上げ下げの変化によっては「えっ?なんて言ったの」という具合に使えるのでとても重宝する言葉なのです。そんなことを簡単に話したのですが、Kさんは僕は外国語が堪能だと勘違いなさっているらしく「で、一番得意な言葉はやっぱり『英語』ですか?」と尋ねられたのです。しっかりとした日本語を話すこともままならない僕が外国語を話すなどあり得ないことであり、Kさんの「一番得意な言葉はやっぱり『英語』ですか?」という質問の答えがまさに「bitte?」(えっ?なんでっすって?)という感じでした。いずれにしろ、僕は外国語は話せませんし、日本語も怪しいので母国語の基礎を筆頭に英語やドイツ語等色々な言葉をしっかり勉強したいものです。
2012年01月27日(金) No.605 (園長日記)

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