保育日記

嬉しい出来事！

今朝いつもの時間に電車に乗り出勤すると、朝番で僕より早く出勤していた１歳児クラスのＭ先生が砂だらけになっていた職員玄関に続く階段を黙々と掃き掃除をしてくれていました。このところ霜が降り靴底に砂や泥が付く事が多いため階段に限らずあちこち直ぐに汚れてしまいます。そんな汚れに気付き、誰に言われるわけでなく率先して掃き掃除をしてくれていたＭ先生の行為に感謝でした。掃除だけでなく仕事をする上で気になることがあっても誰かがやってくれるだろうからと自分の守備範囲だけ守り、誰も行動に移さず何もしなかったならば結果的には何の変化もありません。そのため自ら気付き行動する事は本当に大切で素晴らしいことだと思います。Ｍ先生の行動を見て僕はこう思いました。彼女はきっと「いいお嫁さんになれる」と(^o^)
　さて、今日もう一つ嬉しかったことは、毎週木曜日の朝、お掃除ボランティアにいらして下さっている尚絅学院大学の八巻先生が「ここの保育園は本当に朝早くから子ども達も先生方も元気に外で遊んでいますね」とおっしゃって下さったことです。たくさんの幼稚園や保育所をご覧になっている八巻先生がそうおっしゃって（感じて）下さっているのですから本当だと思います。日本の保育界に多大なる影響を与えた倉橋惣三先生は昔から朝の自由遊びの重要性を説いています。そんな意味からも朝から自由に元気に駆け回る保育園の子ども達の姿こそ保育園が目指している保育の一部分であり、それができてきているのだと思っています。
　日々の生活の中で辛い事、悲しい事があったとしても小さな嬉しい出来事で全てがチャラになる事があります。それが昨日のＳさんの編物と今日の二つの嬉しい出来事に思えます。明日も何か嬉しい出来事に出会える（気付く）ことを楽しみに出勤したいと思います(^○^)

2012年01月19日（木） No.597 (園長日記)

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