Diary

安心・安全のために!


「いかのおすし」って、ご存知ですか。子どもを持つ方ならばどこかで耳にし、ご存知の方も多いかと思いますが、これは子どもへの犯罪を少しでも未然に防ぐために東京都教育庁と警視庁少年育成課で考えた標語です。そして今日保育園では大河原警察署の生活安全課の職員の方とボランティアの方にいらして頂き、防犯教室(人形劇)をして頂きました。子ども達向けの防犯教室ということもあり人形たちが危ないこととはどんなことなのか演じてくれて、そんな時どうしたらいいのかを具体的に教えて頂きました。劇が始まるまでは「おまわりさんこわい!」とか「人形劇こわい」と言っていた子ども達もいつの間にかすっかり劇に惹きつけられ真剣に見入っていました。中でも3歳児クラスのMちゃんは劇に登場した女の子が自分のニックネームと一緒だったことが嬉しかったらしくニコニコして後ろを振り返ったり、周りの皆に笑顔を振りまいたりしていました。4歳児クラスのT君は知らない人に声を掛けられた際にどのようにしたらいいか実践を交えて教えてもらいました。皆の前に出て見られることとなり最初は緊張していましたが、対処方法を教えてもらい逃げる練習をしたところ上手に逃げられるというお墨付きを頂けたこととおまわりさんに褒めてもらえたことが嬉しくてご満悦。そんな事もありT君は皆さんが帰る際、門の所まで見送りに来てしっかり手を振ってくれました。
 世界的に見て日本はまだまだ安全な国である事は間違いないと思いますがTVや新聞紙上で虐待をはじめ子ども達に関する事件事故が報道されると胸が痛みます。そんな悲しい事件事故が一件でもなくなるためにも幼い時期からこんな風に防犯意識をしっかりと持つ事が間違いなく大切である事を再確認できました。

「いかのおすし」
●いか いかない(知らない人についていかない)
●の のらない(知らない人の車に乗らない)
●お おおきな声で呼ぶ
●す すぐ逃げる
●し しらせる(何かあったらすぐ知らせる)
2012年01月17日(火) No.595 (園長日記)

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