Diary

新たな歩みに向けて!


自然界では多くの災害、国際社会ではいくつもの民主化運動が起こった2011年も何とか無事に保育終了日を迎える事が出来ました。過ぎ去った日々には当然良かった事、反省すべきことなどがありました。しかし、過去は変えることは決して出来ません。だからこそ、反省すべきことについては同じ轍を踏まないように一年をしっかり振り返り、ただ、過去にばかり執着する(囚われる)ことなく、新たな歩みに向けて進んでいかなければならないと思います。
 全国の多くのキリスト教の幼稚園、保育園、養成校が加盟し、第一光の子保育園も加盟している全国組織である『キリスト教保育連盟』が毎月発行している、月刊誌“キリスト教保育”12月号のあるページに、人間は、他の動物と違い未来をみることができる。といったことが書かれています。僕もかなり前に「ネコや犬は『明日は予定があるから早く寝なきゃ』なんて考えて行動していない。もしそんなネコがいたならば正に化けネコだ」ということを勉強しました。一方人間は誰でも未来のことを想像したり予測したりすることが出来る、過去は変えることは出来なくても未来は変える・作ることが出来るのです。この一年でどんなに辛く、悲しいことがあったとしても明けない夜はないことを東日本大震災で実感させられました。そして今、保育園では園舎の移転新築に向け大変な日々が続き、それは来年も続くことでしょう。しかし、ネガティブになる事なく新たな歩みに向けポジティブに取り組みたいと思います。
 保育園は明日から短い年末年始のお休みを頂きます。この休み期間でもお仕事をなさる方もいらっしゃるかと思いますが、どうか良き新年をお迎え下さい。そして来年もどうぞ宜しくお願い致します。この一年保育園の運営等にご理解・ご協力を頂けたことに感謝しつつ・・・。
2011年12月28日(水) No.583 (園長日記)

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