Diary

本日


 保育終了日を迎えました。今年は震災を始めとし、様々な事があり怒涛の一年間だった事と思います。私達一人ひとりがいつも以上に色々な事を考え、祈り過ごした一年間でした。3.11の地震から離れようとしても離れる事が出来ず、いつも頭と心のどこかに震災の事があり、一人ひとりが自分に出来る事を考えて過ごした一年間でもありました。自然災害が多く、大変な事も多かった年ですが、この震災での経験も決して無駄な事ではなく、改めて人の温かさに気付かされたり、県内外、国外沢山の方々に支えられている事を実感して過ごす事が出来ました。日々の行いは小さくても、きっと前進している事を信じ、これからも子どもと共に過ごしていきたいと思います。人は出会いもあれば別れもあります。今日をもって2歳児のEちゃん、3歳児のIちゃんがご家庭の都合により退園する事となりました。寂しいですが、子ども達、ご家族の皆様の上にこれからも神さまのお守りがあります様にお祈りいたします。そしてEちゃんとIちゃんに出会えたことにも感謝です。
 私が毎日通勤する時に使うM仙台駅の保線橋に中学生の「言いたいな ごめんねよりも ありがとう」と言う標語が貼ってあります。その標語を見た時、私はどうだっただろうかと自分の事を振り返る事がありました。ありがとうと感謝する事は日常の中に沢山あり、その半面謝る事も多かったなあと今年一年を振り返りました。この振り返りを無駄にする事なく来年も過ごしていきたいと思います。今年も保護者の皆様に沢山のご理解とご協力を頂き保育を進めていく事が出来ました事に感謝申し上げます。明日から年末年始の休みに入りますが、事故や怪我、感染症等には十分留意して楽しいお休みをお過ごしください。2012年も元気な子ども達に会える事を職員一同楽しみにしております。ありがとうございました。良い年をお迎え下さい。
2011年12月28日(水) No.582 (保育日記)

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