Diary

キートス!


今日は保育園(教会)にフィンランドからサンタクロースが来てくれたのですが、見たこともないような長く立派なヒゲと驚くほど大きな体、そして一般的に想像するサンタクロースの服よりも遥かにおしゃれないでたちに驚きました。子ども達にはサンタクロースのことは一言も話していなかったものの、普段なら給食の準備を始める時間に教会に集まったので、何となく何かが起こる事に気付いた感じの子どもも多かったのですが、突然のサンタクロースの来園に子ども達は大喜び!サンタ体操をしたり、色々なお話しを聞かせてもらい、その存在感を含め、サンタクロースの全てに圧倒された数十分間でした。その中でサンタさんに何人かが質問をしたのですが、5歳児K君の「クリスマス以外の日は何をしているのですか?」という質問に対して、サンタさんは小人に手伝って貰いながらクリスマスを迎えるまで毎日仕事をしているのだと教えてくれました。
 今日のサンタさんの様子を見ていてもその忙しさが伝わって来て、正に分刻みのようなスケジュールをこなしながら、世界各国の子ども達に夢と希望とを与え続けていることがわかりました。そんなタイトなスケジュールの中、大河原、しかも第一光の子保育園に来てくれた事にキートス(フィンランド語でありがとう)です。今日のことが子ども達にとって記憶に残る出来事となってくれることを願うばかりです・・・。でも本当のことを言うと、子ども以上に嬉しそうだったのはもしかすると僕を含めた職員だったのかもしれません。ただ、保育園に到着したのが約束していた時間より遅れてしまったため、イベント後の先生達は、給食や午睡などでてんやわんやとなり、サンタさんの余韻を味わう事も出来なかったことでしょう。先生達本当にごめんなさい。そしてキートス。
2011年12月15日(木) No.572 (園長日記)

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