Diary

今年の色


今日は先日から気にかかっていながら、なかなか見に行く事のできずにいた4・5歳児のクリスマスページェントの様子を仕事の合間に見に行くことが出来ました。ここ数年、ページェントを行うに当たり、それまでのように決まった台本や曲を使う事を改め、台本も歌う讃美歌も子どもと担任とで話し合いを重ね内容をしっかりと理解すると共に、台詞の言い回しや動きなどを決めるようにしています。そんなこともあり、子ども達は台詞を覚えさせられるという感覚はなく、自分たちで改善しながら作っていくことが出来るので無理なく楽しみながらページェントをしていると思います。当たり前ですが、ページェントの基本となる聖書のクリスマスストーリーは同じであるのにも関わらず、毎年その年のクラスカラー(雰囲気)が出てくるのです。それが、僕にとっては楽しみでもあり、期待するところでもあります。しかし、当日の礼拝に向けて恐らく毎日ピアノに向かい腱鞘炎になるほど練習をしているであろう担任のM先生は、今のところ楽しみや期待を感じるほどの余裕はなく必死であると思います。だからこそ、当日子ども達が健気にページェントに取り組みメッセージを伝えることができた途端に涙がこぼれるのだと思います。そして、今年の様子ですが、ほのぼのとしている5歳児の男児に対してしっかり者の女児、その5歳児の子ども達にスパイスを与えてくれている4歳児の子ども達。といったところでしょうか。その4歳児の子ども達のクリスマスのお話しの内容理解と洞察力(観察力)集中力に驚かされる一日でした。

※先日も書きましたが、ここ数日、嘔吐や下痢の症状での欠席や早退しなければならない子ども達が増えてきました。これからの季節は感染症の流行る時期でもあります。保育園は集団生活の場であり、乳児もおりますので、集団感染などに繋がらないよう、体調が普段と違うなどの症状が見られる場合は病院での診断をお願いいたします。
2011年12月08日(木) No.566 (園長日記)

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