Diary

今日は何の日!? #2


収穫感謝二日目、昨日から「園長先生早くバスに乗せて!」と言っていた3歳児の子ども達を乗せて船岡駐屯地に野菜や果物を届けに行って来ました。昨日から待ち続けていたこともあり、バスの中では昨日の4歳児同様、楽しげな声があちこちから響いて来ました。目的地の駐屯地では、花の日礼拝の際5歳児が興奮して登ったり降りたりしていた戦車を見た途端「うわあ〜!すっご〜い(゚-゚)」と目を輝かせ、対応に当たって下さった隊員の方の登ってみても良いよ」の一声に「やった〜!」と声をあげ一斉に戦車に突進し、怖がることなく登り始め「Mせんせいやっほ〜!」と手を振る子どもが続出、終いには戦車の傾斜を利用し滑り台のように滑り降りたり、芝の上をゴロゴロと転がる猛者までいるのです。その身体能力は間違いなく普段の遊びの中で培われたものであると思いまが、そんな子ども達を見て「子ども達は元気ですね!」と驚かれた様子。勿論まだまだ幼い子ども達ですので隊員が「自衛隊に入りませんか?」と声をかけることはありませんでしたが、もしかすると何人かは将来の自衛官候補と思われた可能性は否めない気がします(^_^;)。こんな自由奔放な子ども達ですが、いざという時にはしっかりしていて、上手に讃美歌を歌い嬉しそうに野菜や果物やクラスで手作りしたりんごのコンポートを手渡してくれました。本来の目的を達成し戦車でも遊べたし保育園に戻ることになったのですが多くの子ども達から「園長先生、観○様見に行きたい」とリクエストが上がるのです。たった今キリスト教の行事を終えた途端に“観○様”!?。しかし、普段の散歩の際に見えている観○様が気になるのも子ども達の感情としては至極当然なこと。そこでリクエストに応えてあげようと思い帰り道に船岡城址公園に向ったのですがバスで登ることが出来ず断念。その代わり来た道と違うルートで園に戻る事にしたのですが「ラーメン屋さんに行きたい」とか、相変わらず「観○様見たい」と言うのですから笑ってしまいました。何と可愛いのでしょう。いつかまた一緒に出掛けたいものです。
 ところで、今日の給食は子ども達の大好きなカレーの日でした。と言う事はスプーンが必要となるのですが、5歳児のK君はスプーンを忘れたことに気付きべそをかきそうになりながら「園長先生、スプーン忘れたから『ばあば』に電話して」というのです。「大丈夫、保育園の貸してあげるよ」と言ったのですが「自分のでないと恥ずかしい」というので「Kちゃんのおうちの電話番号は?」と聞くと「○○−○○○○」と番号を言うので確かめてみると大当たり。そこで御迷惑と思いつつもK君の気持ちを汲んで電話をしたのですが、K君は電話が繋がった途端安心したらしく涙を流す事もなくいつも通り遊び始めました。それから間もなくスプーンが届いたのはいうまでもありません。早々にお届け頂き本当に申し訳ない思いつつもK君が本当に愛されて育っている事を感じました。良かったねKちゃん。じいじとばあばに感謝しなきゃね。
 さて、最後に、巷では今日は11月22日に語呂合わせをし“いい夫婦”の日となるようですが、語呂合わせをするなら明日も可能。勿論、本来は勤労感謝の日ですが、“いい夫婦”に倣うならば、明日は“いい兄さん”の日となります。そう考えると11月は何でも作れそうです。こんなくだらないことを考えるのは僕ぐらいでしょうが(-_-;)
2011年11月22日(火) No.554 (園長日記)

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