Diary

51という数字から何を思い浮かべますか?


僕は、2011年は200本安打やゴールデングラブ賞など、メジャーリーグで10年間続けてきた記録のほとんどが残念なことに止まってしまった、シアトルマリナ−ズのイチロー選手の背番号を思い浮かべます。野球好きの方ならば日本プロ野球名球界という組織がある事をご存知かと思いますが、昭和生まれのプロ野球選手とOBで、日米通算の記録が投手は200勝または250セーブ、打者が2000本安打以上だけがメンバーになれる組織です。恐らくプロ野球選手ならば誰もがあこがれるであろう名球界。ところが、プロ野球選手が大勢いる(いた)中でこの会員になれたのはこれまでたった49人しかいないのです。その中には世界のホームラン王である、王貞治氏、読売巨人軍名誉監督である長島茂雄氏などのそうそうたる選手が名を連ねています。その中でもイチロー選手はアメリカに渡る前の日本だけで1300本近くの安打を記録し、更に海を渡ったメジャーリーグでも2000本以上の安打を放っているのですから、その記録の凄さはずば抜けているのだと思います。彼がこれまで前人未到と言われるような記録を残こしている裏(陰)には人知れず続けているであろう物凄い努力と練習、持って生まれたセンスが間違いなくある事でしょう。そしてそれこそがプロの「証」なのだと思います。(プロになってからの努力が必要だということを証明しているように感じてなりません。)
 さて、何故こんなことを書いているか。それは彼の姿にプロとしての大切なことが感じられる・教えられるからであり、保育者にも彼のようなプロとしての自覚と努力が必要であると思わされるからです。それなのに、自分はまだまだプロとして足りない事だらけであることを最近ひしひしと感じているからなのです。勿論、世界のスーパースターと何の記録もない自分を比較する事自体がおこがましいのですが、保育園では僕が園長として職員の陣頭指揮に当たらなければならないのが現実です。しかし、青二才で未熟者のひよこであることも現実。彼の背番号である51という数字の年齢までにはまだ時間があるので何とか努力をし、プロとして恥ずかしくない成長をしたいと思います。さて、何から始めましょう(>_<)課題が多すぎて悩んでしまいます。
2011年11月18日(金) No.552 (園長日記)

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