Diary

一夜明けて


昨日カメが冬眠したことを知らなかったらしい、5歳児クラスのKちゃん。空っぽになったタライを見付け驚いたらしく「園長先生!カメいなくなっちゃったんだよ!」と朝から大騒ぎ。「えっ!?どこに行っちゃたんだろう?」と聞いてみたら「きっとあったかいところに行っちゃたんだとおもう」と…。普段特別な関わりがあったと思えないKちゃんにとっても、カメの存在は気になっていたのでしょう。何だか嬉しくなりました。
 そうかと思えば、昨日一緒にカメを冬眠させてくれた3歳児クラスのY君。Y君は登園し荷物を片付けるとすぐにカメの眠っているケースの側に座りケースを眺めカメが出てきていないことに気付き「園長先生、カメさん朝なのにまだ起きてこないよ!」と…。Y君は一夜明けて朝になればカメは出てくると思っていたのでしょう。その何とも子どもらしい感性に笑みがほころびました。Kちゃん同様Y君にもカメのことが気になっていたことは、ここ数ヶ月一生懸命にお世話をしてくれたからこその気持ちだと思わされました。
 さて、このところの朝夕の気温から秋の深まりを感じますが、そんな中、このところ4歳児クラスの子ども達の成長と、落ち着きが出てきたことを感じます。それには成長過程というものが関係しているとは思いますが、それ以上に子ども達同士の関わりと担任のY先生の働き掛けが大きな影響があるのだと思います。来月には5歳児クラスとクリスマスの降誕劇を行う予定ですが、今からとても楽しみになって来ました。
 最後に昨日の夕方、園舎の移転新築に関する保護者への説明会を行いました。仕事の後のお疲れの中、ご参加下さった保護者の方々に御礼を申し上げます。反対に急な開催ということもあり出席することが出来なかった方々には申し訳なく思っております。移転新築に伴い様々な疑問や質問、不安を抱えている方も多くいらっしゃっるかと思います。そのような場合、どうぞ遠慮なく担任、主任、或いは園長にお声掛け下さい。
2011年11月09日(水) No.542 (園長日記)

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