Diary

Schlafen Sei gut!


園舎北側の園庭のカエデも白石川河川敷の人目千本桜も色付いた色とりどりの葉が吹く風に吹き飛ばされ地面に落ち葉のじゅうたんを広げています。ところが、そんな冬の準備をしている木々をよく見ると既に新芽が出来ていることがわかり、そんなことからも自然の不思議さを知らせてくれます。そして、木と同様、冬の準備をしていたのが、3歳児クラスの子ども達が一生懸命にお世話をしてくれていた“カメ”です。10月中旬には殆ど餌を食すことがなくなり、動きも夏場とは全く違い、このところあまり動かなくなっていました。そこで、今日遂に冬眠させてあげる事にし、ここ数ヶ月の住みかであるタライから拾い集めた落ち葉や小石を敷き詰めた小さな水槽へ引越しさせてあげました。子ども達は落ち葉の上にカメを入れ、また落ち葉を載せその上に土を掛けるという、人間の睡眠では絶対にあり得ないことに不思議さや抵抗感は全く持っていないようで大喜びでカメを寝かせてくれました。ところが、お隣りのクラスの2歳児はカメが冬眠したことを知らなかったようで、さっきまでタライにいたカメがいなくなったことにびっくりしたようで「カメがいなくなった」と騒いでいました。このまま気温がどんどん下がっていけば、来春までグッスリと眠ってくれることでしょう。こんな風に園庭の木もカメも冬の準備を始めましたが、僕の脳は季節に関係なくいつも眠っています(-_-;)。何とかして覚醒させたいのですが…(>_<)
2011年11月08日(火) No.541 (園長日記)

No. PASS