Diary

学びの中で


5日(土)に塩釜で行われた研修に参加してきました。足立智昭氏と磯辺裕子氏の話を聞き、とても充実した時間となり講師の先生方の言葉が頭にスッと入ってきて研修の中では沢山の学びがあり、改めて良い話や音楽を聞く事は心も身体も癒され、リフレッシュできる事を実感し帰ってくる事ができました。講師の先生方が共通して語っておられたのが、3.11の震災から8ヶ月が経とうとしている今、皆ががむしゃらに過ごしてきた日々を振り返り、少し立ち止まって考える時間となりますようにとおっしゃっていました。その言葉の通り私も一保育士としてこれまでの日々を自分なりに振り返りながら話を聞く事が出来ました。
私達は地震当日も、余震が続いたその後も、そして現在もそれぞれが自分には何が出来るのかということを考えながら、毎日を過ごしてきたつもりです。しかし、今までの自分の必死な行動が周りの人達にストレスを与えていなかっただろうか、傷付けてしまっていなかっただろうかと省みながら聞いていました。今回の震災で程度に差はあったとしても、一人ひとりが被災者でそれぞれに傷やストレスを感じ過ごしていることを思い、私達はこれまで以上に日々関わる人達に丁寧に対応することを心掛けていかなくてはと思わされました。そして、今回の研修に参加し、私達は毎日たくさんの方々に支えられ、生かされているという事を再確認させられた時間でもありました。毎日何気なく過ぎていく、過ごす事が出来るのも沢山の方々に支えられているからなのだという大切な事を再確出来た時間でした。私の周りに居ていつも支えて下さっている沢山の方々、子ども達にありがとうと言いたいです。
2011年11月07日(月) No.539 (保育日記)

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