Diary
時間を忘れて遊ぶ事
日が短くなり、17時頃には外は真っ暗です。日が暮れるのが早くなった事で夕方外で遊ぶ時間も少し短くなり、「皆で片付けて部屋に入ろう」の保育者の声に、「えーーもっと遊びたい」と言いながら、縄跳びの縄が見えていないのではという状態で数を数えながら遊ぶAちゃんRちゃんHちゃん。外が暗くなったのを利用して「じゃあ、KとY隠れるから先生見つけてね」と時間を惜しみながら遊ぶ子ども達もいます。まだまだ遊びたい気持ちを受け入れながらも、子どもたち同士が話し合い、「あと何回跳べたか数えたらお部屋入る」「じゃあY君が先生に見つかったら今日はおしまい」と自分たちで約束を決め最後は保育室までかけっこをして入る事ができました。時間を忘れ友達と遊ぶ子ども達の姿を見ていると、改めて子ども達は友だち同士の関わり遊ぶ中で、たくさんの事を考え学び成長している事を実感することが出来ました。その子ども達の姿とは反対に、先日福島から園を見学にいらした方が「避難区域ではなくても放射能の数値が高く、外でずっと遊んでいないんです。ここの子ども達はのびのび遊んでいてみていて気持ち良いですね」とおっしゃっていた言葉が印象的でした。その一言で改めて放射能の事で、外で遊ぶことが出来ない子ども達がまだいる事を思い、自分たちに出来ることは少ないけれど、少しずつでも数値が下がり、子ども達がのびのびと遊ぶことが出来る日が戻ることを祈り合いたいと思います。
2011年11月02日(水)
No.535
(保育日記)
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