Diary

ON・OFF


あっという間でしたが、内容のギュと詰まった一週間が過ぎ週末を迎えます。明日、明後日もお仕事という方もいらっしゃるかと思いますが、皆さん、どのような一週間だったでしょうか。ご存知の通り、保育園は日曜・祝祭日と年末年始数日しか休みがなく、明日も通常通りの時間で保育がなされます。ということは、当然、明日の土曜日もローテーションで当番に当たっている職員が出勤してくれます。こんな風に週末も不規則に働いてくれる職員を含め、一生懸命に働く職員のことを考えると、次のようなある疑問が湧いてきます。それは、先生達はいったいどのようにして仕事のON・OFFを切り替えているかという事です。僕は仙台から大河原まで電車で通勤している事もあり、朝5時には起き、新聞を読むなどしてスイッチを準備段階にし、電車の中で本を読みながら気持ちや気合を高め、出勤後には園の門の付近や保育室前の園庭の掃き掃除をする事で気持ちがすっかりONになります。そして、一日の仕事を終え、また電車に乗り仙台に向かい、保育が終わる7時半になって問題がなかった時にスイッチがOFFになります。ところが、これは以外と理想に過ぎないことがあり、なかなか片付かない仕事を持ち帰り休みの日にも必死にならざるを得ない事もしばしばで、正に日本人そのもの(ーー;)。本当ならば、休みは休みと切り替えをし、好きな事をすることが必要だと思いつつもそれが出来ない自分に情けなさを感じます。でも、時間がある時には自分で新鮮なトマトや魚介類を買いに出掛け、パスタを作るなど料理をすることで仕事を忘れることが出来るのも事実。きっと、先生達は僕が疑問を抱くような必要がないほど上手にON・OFFの切り替えをしていることと思いますが、昔のように、欧米人に日本人は働き虫と揶揄されることのないように、時には仕事を忘れ、リラックスできる時間をしっかり取ってくれていることを願います。
 さて、今日は2歳児クラスのMちゃんのお誕生会でお母様がいらして下さり一日Mちゃんと過ごして下さいました。4歳児クラスのお姉ちゃんであるAちゃんがやきもちを妬き、甘えるのではないかと思いきや、妬く様子は全くなく「私、今日早く帰れるから嬉しい」と、なんともポジティブなことをいっていました。このAちゃんは来週、手術のため一週間ほど入院します。また元気に保育園に登園出来るように、無事に手術が済むことを祈ります。
2011年10月28日(金) No.532 (園長日記)

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