Diary

今週も、もう木曜日


今朝、保育園に登園してきた4歳児のS君、明らかにいつもと違いが分かるほどテンションが低いのです。お母様にその事をお聞きすると、「実は今日の交流会に行きたくないと言うので、『じゃあ、園長先生にお話ししてごらん』って言って連れて来たんです…」とおっしゃるのです。早速S君の気持ちを確認すると確かに「行きたくない」と言うのです。そこで「良いよ!もしどうしても行きたくないなら園長先生のお手伝いしてもらうか、他のクラスの皆と遊んでいたら!?Y先生も来てるからお話ししてみよう」と話すと少し落ち着いた様でいつものように荷物を片付けて遊び始めました。そんなS君でしたが、皆と一緒にバスに乗り交流会に出掛けました。どんな風に過ごしているか心配だったので、戻って来たS君に「S君どうだった?」と聞くと「えっ?楽しかった。やっぱり行って良かった!」と笑顔で応えてくれました。S君なりに悩み交流会に行く事を決断し、結局は楽しかったと思えたことは今後の成長に繋がることでしょう。
 さて、子ども達は突然面白いことを聞いてくることがあります。今朝の事です。5歳児のK君が「ねえ、園長先生、園長先生は保育園に来る前はどんなお仕事してたの?」と言うので「幼稚園の先生だよ」と話すと「じゃあその前は?」と聞くので「ず〜っと幼稚園の先生だよ」と答えると「ふう〜ん。じゃあ僕が生まれる前からなの」と言うので、「そうだよM先生が小さい頃からかな!?」と話したところ、今度は「そうなんだ。僕のママは21歳なんだあ」と別な話題に。でも、もしM君のお母さんが21歳ならば、当然僕はお母さんが生まれる前から仕事をしていますし、お母さんは担任のM先生より若いことになるのですが、間違いなくM君のお母さんは21歳ではなく(@_@)・・・。だとしたら、これはK君にお母さんが21歳と言いなさいと伝えているのか、はたまたK君の優しさなのか…。子どもって面白い。
面白いと言えば、昨日、就学時健診で頭の検査をしてもらうと言っていたH君に「昨日学校で頭の検査してもらった?」と聞いて見たところ「あのね、頭は検査しなかった。」「じゃあ、何をしてきたの?」と聞きてみたら「えっ、耳と鼻と口(おそらく歯の意)だけだった」とのこと。その表情も緊張感は全く感じられませんでした。H君は将来、間違いなく大物になることでしょう(*_*)。そんなH君達5歳児、3歳児、2歳児の子ども達は、授業の一環で保育園に職場体験に来てくれた大河原中学校の生徒さんに遊んでもらい大喜びでした。1時間という短い時間でしたが中学生達も子どもに戻った表情をしていたように見えたのは僕だけでないと思います。このような交流はお互いにとって大切である事を再確認した一日でした。それにしても最近、一日が過ぎるのがとても早く感じます。出来ることなら僕の周りだけも時間を止めたい。そう思う毎日です(-_-;)。
2011年10月27日(木) No.530 (園長日記)

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