Diary

何か違う!?


ここ数日、多くのクラスで今月末のハロウィンに向けておりがみでコウモリやおばけ、かぼちゃ等を作り保育室を飾り気分を高揚させています。
 中でも5歳児クラスの子ども達は31日に仮装して役場を訪ねる予定もあるので魔女の帽子やマントなどの衣装作りにも取り組みすっかりその気になっています。そんな5歳児の影響を受けたわけではないのでしょうが、3歳児クラスの子ども達も仮装するためのお面(マスク)作りをしました。ところが、担任のM先生が三角の目をくり抜いたかぼちゃの形の紙に子ども達が色を塗ったものの、何かが違う!!ハロウィンの時に飾られる、ジャック・オー・ランタン (Jack-o'-lantern)はだいたいオレンジ色ですが、それには程遠い何とも形容しがたいマーブルカラーに着色!?そのマーブルカラーをあえて表現するとすれば森では目だって仕方がない派手な色彩の迷彩色の軍用車といった感じ。もしこのお面の形がかぼちゃの形ではなく、釣り上がったアイマスクのような形で、しかも色が真っ黒でラメでも散りばめられていたとすれば、明らかにハ○ヒ○ルを履いた怪しげな女王様の必須アイテムそのもの(ーー;)しかも、僕がそのお面を見たのが夕方の日が暮れる頃だったこともあるのか怖さ倍増!?これぞ正に人を驚かすための仮装そのものといった出来。僕がそんなことを思っているとは知る由もない数人の子ども達は、自慢げにお面を付け「園長先生見て〜!お面作ったんだよ!」と見せてくれて終いにはギターに合わせ踊りだすのです。もし、こんな子ども達が「トリック・オア・トリート (Trick or Treat) 」(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)と言って家を訪ねて来たならば、キャンディーではなく鞭をあげなければならなくなりそうな感じでした。そうなれば、これぞ飴と鞭(*_*)
いずれにしても「かぼちゃは絶対にこの色を塗りなさい」という指導をしていないからこそ一人ひとり独自性のある個性作品が出来上がるわけで、それが良いことだと思います。こんなに上手に!?作ったのですから、出来ることなら5歳児と一緒に役場に行って職員の方々を驚かしてきて欲しいと思いました。その時には先生達にも仮装をしてもらってです。もしかすると仮装する事なくスッピンでOKだったりするのかもしれませんが…(@_@)
2011年10月25日(火) No.527 (園長日記)

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