保育日記

トラウマ！？

今週は月曜日がHappy-Mondayでお休みだった事や、起工式やその他にも園以外での会議などに追われ忙しく、あっという間に一週間が過ぎてしまった気がします。そんな僕とは反対に子ども達は秋空の下、どんぐりを拾いに散歩に出掛けたり、クッキー作りをしたり充実した毎日を過ごしていました。中でも今日はクラスの枠を越えて３・４・５歳児クラスの子ども達が芋煮をしました。多くの子ども達が「やったー！今日、芋煮会だよね！」「おわんちゃんと持ってきたよ」と朝から嬉しくて落ち着かない中、５歳児クラスのＨ君は別な意味で落ち着かなかった様で担任のＭ先生が「園長先生、Ｈ君が『トイレに行きたい』とか言っていつもと違って落ち着かないと思っていたら『今日も保育園にお泊まりするの？』と聞いてきんです」と教えてくれました。
　そう言われてみれば、今朝僕が園の門の付近を掃除している時Ｈ君が「園長先生、Ｈここに座ってみたい」と園の入り口の壁（塀）を指差し、僕に抱っこをせがみ塀に座らせてもらうとあちこち見回していた事を思い出しました。Ｈ君のこの行動はもしかすると見えるはずのないお母さんを探していたのかも知れません。思えば、お泊まり保育の時、Ｈ君はお父さんやお母さんが恋しくて泣く様子が見られました。それでも皆とお泊まりは出来たので良かったと思っていたのですが、Ｈ君がかなり頑張っていたことを改めて痛感させられました。Ｈ君にとって、七輪やＵ字溝での煮炊きイコールお泊まりというイメージが出来てしまったようです。Ｈ君にとってお泊まり保育がトラウマになっていないことを祈ります。^_^;

2011年10月14日（金） No.519 (園長日記)

<<2011年10月>>
日	月	火	水	木	金	土
						1
2	3	4	5	6	7	8
9	10	11	12	13	14	15
16	17	18	19	20	21	22
23	24	25	26	27	28	29
30	31