Diary
地震ごっこ
今日は土曜日ですので、平日よりは少人数の子ども達で過ごしました。北園庭であそぶ子ども達は、朝からおばけ鬼ごっこ、ロボット鬼ごっこ、ビリビリ爆弾ゲーム、氷鬼、と次々に遊びのリクエストをしてくれ、楽しい遊びへと気持ちが移り変わります。そして全てのあそびをして楽しんだ午前中となりました。しかし、それだけ好きなあそびがあるという事はとても嬉しい事でもあります。一緒に遊んだ私は、子ども達の体力といつの間にこんなに足が早くなったんだろうと驚かされました。
そして、給食を頂きお昼寝前の出来事です。M君Y君Iちゃん達が突然「地震です!地震です!津波に注意して下さい!」「こちらは避難所です。どうぞ」等と言いながら地震ごっこを始めました。以前、研修で杉山恵理子氏の話を聞き学んだ時に「子ども達は、地震で体験した怖い思いや不安な気持ちを、地震ごっこ等を通して表出する為、無理にやめさせたりする事なく、受け止めて子ども達を見守る」と言う事を学びました。又、地震と向き合う事が出来るようになって初めて乗り越える事が出来るのだそうです。県内外ではまだまだ大変な思いをしている方々が沢山います。しかし保育園で過ごしていると一見地震前と変わらない生活が戻りつつある様に思ってしまいます。しかし子ども達の心の中にはまだまだ、地震の怖さが残っているという事を感じました。まだ不安が残っている子ども達の気持ちを、これからも見過ごす事なく過ごしていきたいと思います。
2011年10月08日(土)
No.514
(保育日記)
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