Diary

色々な思い


月曜日の夕方、T君とMちゃんを迎えに来て下さったお父様Mさんと話をする機会がありました。私が遊ぼう会を振り返りながらお礼を伝えると、お父様も「楽しかったです」と笑顔で言って下さり、続けて「園長先生にも伝えたのですが、本当に園が移転するのですか?」と少々不安な様子でした。そして最後に一言。「うちは(我が家は)園を選ぶ時、新しい、古い、広い、狭いからと言う理由で選んでませんから。」と言って下さいました。今後場所が変わっても、私達保育者の子どもたちへの思いは変わりません。これからも子ども達一人ひとりの為に何が出来るか、今何が必要かを考え保育をしていきたいと思います。そして、現在の第一光の子の場所で、在園児と職員、この環境だからこそ出来る事を見出しながら、残りの日々を過ごしていきたいと思います。
話は変わりますが昨日、5歳児のY君が午睡の時間に「今日はお昼寝しないから」と言っていました。担任のM先生が研修の為不在だったので、不安になっているのかと思いながらY君に色々と聞いてみましたが「今日は寝ないから」の一点張り。寝たくない日もあると思い、私は遊んで疲れた身体を休める為に布団に横になってみる事を伝え、少し見守る事にしました。数分が過ぎ、見守りながらもY君の様子が何だかおかしい事に気付き「Y君大丈夫?」 と声を掛けると「先生うんちでる」と話してくれました。Y君は「寝ない」のではなく「トイレに行きたくて眠れなかった」のです。今はお昼寝の時間と言う事を理解しているからこそなかなか言い出せなかったY君の気持ちが伝わってきました。子ども達は、ストレートに言葉を発し気持ちを伝えてくれる事もありますが、そうでない時もあります。私達は、子ども達の言葉やしぐさの中にある意味を考え、子ども達は何を言おうとしているのかをしっかり捉え、保育にあたって行く事の大切さを改めて思わされました。
2011年10月05日(水) No.511 (保育日記)

No. PASS