Diary

明日天気にな〜あれ!


幼少時代、遠足や運動会など、楽しみな行事の前日に「あ〜したてんきにな〜あれ!」と言いながら友達と一緒に靴を飛ばし天気予報!?天気占い!?をした経験はありませんか?現代の子ども達から「あ〜したてんきにな〜あれ!」と靴を飛ばすという姿を見ることは殆どなく、そんな占いはほぼ皆無と言えそうですが、決して翌日のことが楽しみでないという事ではなく、今日も「園長先生、明日『遊ぼう会』だよね!。たのしみだなあ」とか「あした、ママ来るんだよ」と多くの子ども達が嬉しさを言葉で伝えてくれました。楽しいこと、楽しみなことは時代が変わっても心の中は同じ様です。きっと明日の朝は普段「おきなさい!」と言われてから起きる子ども達も、そんな事を言われる前に目を覚ますのではないかと思います。
僕が園長になる前は毎年公民館をお借りして行われてきた遊ぼう会。天気に左右されることがないという利点もありますが、天気が良ければ外でのびのびと身体を動かすというのが僕の理想。そんなわけで5年前からは外での遊ぼう会となりました。ところが今年は原発事故による放射線の事を鑑み初めて室内での開催です。園舎の新築移転が進めば今の人数での開催とは行きません。となると、色々な意味で思い出に残る遊ぼう会になりそうです。
 さて、今朝の新聞には南相馬市などの緊急時避難準備区域の一括解除のことや、今年の宮城米の安全宣言のことが書かれていました。まだまだ震災・原発事故の影響があることを改めて感じましたが、少し明るいニュースのようにも感じました。明日の遊ぼう会でも明るいニュースが沢山届けられることを願っています。
2011年09月30日(金) No.504 (園長日記)

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