Diary

沢山のありがとう


数年前、北海道で参加させて頂いた飯田和也氏の研修の中で沢山の話を聞かせて頂いた中の一つに、「沢山のありがとうが聞かれる園に」という一言が今でも心の中に残っています。それは先生から子どもへ、子どもから先生へ、先生から先生へ先生から園長先生へ等々様々な場合が考えられます。
昨日の事となりますが、14:30〜乳児健診があり、一ヶ月に一度名取からI先生がわざわざ園にいらしていただき0歳児の子ども達一人ひとりの健康状態を見て頂いております。乳児健診が終わり、まだ話せない0歳児の子ども達に代わり担任が「どうもありがとうございました」と言いながら頭を下げているとそんな姿を見て、0歳児のN君が「ありがとう」と言わんばかりに頭を何回も下げ、感謝の気持ちを伝えていました。それを見たI先生が「かわいいな〜」と思わず、席を立ちN君の所へ近付いて行き頭を撫でてくれ、とても和やかな時間が流れました。反対に5歳児クラスI君が各クラスの人数を確認する人数当番をやり終え、職員室に来た時に、職員室に置いてある讃美歌にI君の手がぶつかり讃美歌が倒れてしまいました。するとI君の口からは直ぐに「すみません」という言葉が聞かれました。5歳児からこの言葉が聞かれた事は、驚きでしたが気持ち良い程直ぐにごめんなさいの気持ちを伝える事が出来た事はとても良い事だと思います。
考えてみると、日常には感謝の気持ちを伝える時が沢山あるものです。沢山の方々の協力があり毎日が送れている事も思います。しかしその気持ちを言葉にしたり、姿で伝えなければ相手に気持ちは伝わりません。そして、一日を振り返った時にありがとうよりすみませんを言った数が多いなんて事がないようにしなければと思ったりもします((+_+))
2011年09月29日(木) No.503 (保育日記)

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