Diary

時代と共に変わるもの・変わらないもの


 今日はO中学校2学年の生徒4名が職場体験として、保育園に来てくれました。これは、中学生がこれからの進路や職業を選択する上で色々な職場に訪問し、様々な経験する事で将来に生かす事ができればというねらいで行われているものです。
中学校の学生は、自分で希望して保育園に職場体験に来たという事もあり、汗を搔きながら子ども達と鬼ごっこをしたり一緒に過ごしたりしてくれました。何事もやらされてやるのではなく、自分から進んで喜んでやる姿は見ていても気持ちの良いものです。15時になり各クラスから職員室に戻ってきた4名の学生に「一日過ごしてどうでしたか?」と質問してみました。すると「疲れたけど楽しかったです!!」と生き生きとした表情で素直な返事が返ってきました。又「子ども達を寝せるとき自分も寝そうになりました」等とも話してくれました。2日間の体験を通し、教科書では学べない事を学んで学校に帰ってほしいと思います。そんな中学生を見ていて思った事は、私が中学生の時は職場体験はなかった事を思い出します。そんな時代から考えると、今は仕事に就く前に、どんな仕事があるのか、どんな仕事が自分が向いているのか等、将来に向けてきっかけを作る事が出来る事はとても貴重で、羨ましい限りです。時代が変わればこうも違うのかと思ってしまいます。しかし、時代が変わり、職種は違っても働く事の苦労は今も昔も変わりません。働くという事は決して簡単なものではありません。しかし沢山の方々との出会いがあり、私も仕事を通し、日々色々な経験をさせて頂き勉強の毎日です。毎日、当たり前のように過ごしていますが沢山の子ども達・先生方に出会い仕事をさせて頂いている事に改めて感謝です。自分に出来る事は何なのか、を良く考えて過ごしていきたいと思います。
そして明日は、「おじいちゃん・おばあちゃんありがとうの会」(敬老会)です。敬老の日を前に長年、社会や家族の為に尽くし、お仕事をしてこられたおじいさまおばあさまを園にご招待しました。園で過ごすお孫さんの姿を見て頂き、一緒におはぎを作り、皆で頂く計画を立て、今まで準備を進めてきました。短い時間ではありますが、園に足を運んで頂き、是非一緒に楽しく美味い時間を過ごす事が出来る事を願っています。そして子ども達が、おじい様おばあ様がいらっしゃるから今の自分達がいるという事に気付き、感じてくれたらと思います。
2011年09月08日(木) No.483 (保育日記)

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