Diary

保育士はプロデューサー


今日は全園児が園庭に集い、「プール納会」を行い、この夏も思う存分プールで水遊びを楽しむ事がことを神さまに感謝し讃美歌を歌いお祈りをしました。思いのほか気温が上がり、今日も水遊びが出来そうな感じでしたが、子ども達はプールは今日でお終いということをしっかり理解していてくれていたようで、入水できなくても不満そうな様子は無く、それどころか、プール掃除という作業がとても楽しいようで足が汚れることなど気にする素振りも無く小さなタオルを手に夢中で分解したプールを洗って(拭いて)くれました。プール掃除の後には、園庭でスイカ割りをしてプール掃除よりも嬉しそうな顔・顔・顔が並んでいました。やっぱり「花より団子」なのですね。何はともあれ、こんな風に子ども達が毎日笑顔で登園してくれる事が我々の喜びであり、その笑顔をプロデュースする事が我々の仕事です。しかし、それは決して強制的に子ども達に何かをさせる事ではなく、子ども達が主体的にやりたいと思うきっかけを与えることなのです。プールを片付けることも子ども達が寝ている時間に大人がしてしまう事の方が楽だったりします。しかし、子ども達が片付ける(分解する)という作業を見ること、自分たちが拭き掃除をしたという経験が成長や来年度に繋がるのだと思っています。子どもが「やりたい」と言ってもついつい大人がやってしまう事も多いのではないでしょうか。子育てや保育は時間がかかるものです。保育者を含め大人はできるだけ心と時間にゆとりをもって子ども達に関わりたいものです。
 さて、今日は4歳児クラスのF君と0歳児クラスのA君の誕生会がありお母様がいらして下さいました。F君は嬉しくてすっかり照れていて普段と違った様子、A君も嬉しかったと思いますが、A君以上に姉のSちゃんが嬉しい様で朝から喜びが爆発し終始ご機嫌でした!誕生会を一人ひとりの誕生日に合わせて行うようにして良かったと改めて感じることが出来た一日でした。
 9月を間もなくにして、朝夕涼しくなってきただけでなく、日が短くなってきました。今年は蚊に刺されることが少ない気がするのですが、それは先生達が焚いてくれている蚊取り線香のお陰なのでしょうか?でも実のことを言うと僕はあの蚊取り線香の匂いが少々苦手。蚊の気持ちが良く分かる気がするのは、もしかすると大学時代の成績が「優」や「良」でなく「不可」と「可」「可」「可」「可」「可」ばかりだったからなのかも知れません(^_^;)
2011年08月30日(火) No.474 (園長日記)

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