Diary

保育者冥利


一昨日の夜、いつものように仙台駅二階の改札を抜け自宅へ帰ろうと歩いていたところ、向かいから歩いてきた正に現代っ子といった女子高校生三人組の一人が友達や周りの人が驚くほど大きな声で「○○○せんせー!!」と言って僕に近づいて来るのです。すると「分かりますか!?○○○○○○です!もう高校三年です。実は昨日、○○ちゃんが福島から仙台に遊びに来ていて、『○○○ゴ○ラに会いたいね、でも、幼稚園変わちゃったから無理だよね』って話していたばっかりだったんです。だからビックリしました」とニコニコ。一緒にいたお友達二人は「このおじさん誰!?」といった表情で僕を見ていましたが、幼稚園時代の面影を残しつつも、すっかり女性らしくなったCちゃんが恥ずかしがる事無く僕に声をかけてくれた事、そして高校三年生になっても会いたいと思ってくれているMちゃんに感謝すると共に先生になって良かったと実感させられました。園長と呼ばれるようになった今でもクラス担任に戻りたいと思う事がよくあります。それは、こんな素敵な出会いが出来るからなのかも知れません。Cちゃん、また僕を見つけたら恥ずかしがらず大きな声で「○○○せんせー!」と目の前に飛び出して笑顔を見せて下さい。
2011年08月25日(木) No.472 (園長日記)

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