Diary

違和感


某民放テレビ局で土曜日の夜から昨日の夜まで毎年恒例!?のチャリティー番組が放送されていたようですが、この番組の全てを否定するわけではありませんが個人的には違和感を感じてなりません。人気アイドルグループや人気タレントが司会を行うことや有名芸能人がマラソンをすることに掛かるギャラ(もしかするとノーギャラかも知れませんが)また、マラソンをする上で安全確保をするためには必ず多くのガードマンなどの経費がかかるでしょう。その費用を別なことに向けることは出来ないのでしょうか。そんなことを考えれば一時(いっとき)の支援、たった一日24時間、長年続いているとはいえ、このチャリイー番組を放送することよりも、常に(毎日)困難を持った方々のことを心に留め、祈り支えるような番組を企画することの方が大切なのではないでしょうか。今年は東日本大震災があり、まだまだ大勢の方が困難の中で生活していることは事実です。しかし、被災者や障碍を持った方々に出演してもらい『お涙頂戴』のような番組構成にもいささか疑問をもってしまうのは、僕の考えがひねくれているからなのでしょうか。とても複雑な気持ちです。ボランティア活動や慈善事業は押し売りすることでも、ましてや強制する・されることでないことは言うまでもありません。
 日本は、ODAで開発途上国の安定と発展への貢献し国として、国際社会の平和と安定に重要な役割を果していますが、個人が自然にボランティア活動や慈善事業に取り組めるような世の中にしなければならないと思います。先ずは自分からですが・・・。
 さて、違和感といえば、今日いつものように園庭の放射線量を計測していた時のことです。傘を差しレインコートを着ていたにも関わらず、何故か着ていたシャツの裾やズボンのお尻部分がオシッコを漏らしたかのようにびしょ濡れ!!!その気持ち悪いことと言ったら何とも表現出来るものではありません。乳児がオムツを交換して欲しくて泣くことってこんな気分の時なのだろうなと思わされました。さすがに僕は泣くことは出来ませんので、明日も雨が降るようであれば、傘・レインコート・大人用オ○ツの必須アイテムを準備しなければ(>_<) 本音を言えば、政府と東電にはこんな風に毎日放射線量を計測することのない日がいち早く来るようにして欲しいのですが。
2011年08月22日(月) No.468 (園長日記)

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