Diary

残暑お見舞い申し上げます。


立秋を過ぎ暦の上では「秋」となりますが、今日も気温が30℃を越え「真夏」そのもの。子ども達も職員も汗だくで過ごしていました。この暑さが影響しているのか、はたまた7・8年前の夏が暑かったのか、今年はやけにセミが多いような気がします。今朝も5歳児の子ども達が「えんちょうせんせい、みて〜!アブラゼミつかまえたよ」と嬉しそうに見せに来てくれました。しかも子ども達は虫捕り網を使うわけでもなく素手で捕まえるのですから驚きです。驚くのはこれだけでなく、給食を食べる際、職員室のロールカーテンを下ろそうと思い紐を掴んだら、その紐にもセミがとまっていたのでビックリ!。ところが暑さのせいなのかセミは驚きも逃げようともせずとまったまま。すぐに捕まえ逃がしてあげるため窓から飛ばしてあげたのですが、今度は飛ぼうとせず地面へ墜落。結局は5歳児のY君の手の元に!このY君昨日もアブラゼミを捕まえると帽子に入れ自分の棚の中へ。そんな事を知らないセミ嫌いの担任M先生がY君のクラス帽を棚から取り出した時、帽子の中からセミが逃げ出てきて大騒ぎだったようです。
 こんな風に夏を満喫していますが、あの大震災が東日本を襲ってから今日で5ヶ月となります。時間が過ぎた今でも多くの方が苦しみの中にいます。収束が見えない福島第一原発事故問題、それに伴い派生した放射線という脅威が日本中を覆っています。今なお嘆き悲しむ人々・子ども達にセミ捕りをしている第一光の子保育園の子ども達のような笑顔が一日も早く戻りますように願い、お祈り致します。

2011年08月11日(木) No.463 (園長日記)

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