Diary
凄〜い!
この頃、保育園の色々なクラスに「おじいちゃんが捕まえてくれた」とか「おとうさんが掴まえてきてくれた」というカブト虫やクワガタ虫が子どもたちと一緒に登園!?してきます。今日にいたっては栄養士のE先生までがカブト虫とノコギリクワガタを飼育ケースに入れ、昆虫ゼリーを添えて一緒に出勤!?してきたのです。そんな姿に気付いた5歳児の子どもたちは「E先生ちょうだい!」とか「すっげ〜!」と大喜び。僕は、「おはようございます!その虫どうしたのですか?」と聞くと「昨日の夜、自宅の庭で捕まえたんです!」というではありませんか!!思えば僕が小学生の頃、夏休みに名取の従兄弟の家に泊まりに連れて行ってもらった時、叔父が虫を捕まえに連れて行ってくれたことを思い出します。夕飯を食べ、花火をするなどして暗くなるのを待ち、眠くなった頃、車で虫を探しに出掛け、あちこちの電柱や街灯に集まる虫を夢中で探したものです。
今から数十年も前の仙台は、今のようにビルが林立していなかったものの、勾当台公園でも西公園でもカブト虫やクワガタ虫を街中で掴まえることなど出来るはずはなく、デパートや一番町商店街、三越の近くにあった“○杉小鳥店”(同級生の店)でカブト虫やクワガタ虫を買ってもらうか、虫たちが欲しくて眺めていたものです。ところが平成になって随分経つ現代でも県南では虫を買うのではなく掴まえられる環境が残っているというのですから驚きです。原発事故以来放射能(線)による被害が心配されていますが、小さな昆虫たちは大丈夫なのでしょうか?何れにしろ、子ども時代には子ども時代にしかできないような自然との触れ合いの経験を思う存分出来る環境を取り戻したいものです。
2011年08月04日(木)
No.456
(園長日記)
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