保育日記

遂に完成

子どもたちが心待ちにしていたプールを今日何とか組み立てました。組み立てるには設置場所の凸凹をならすことなどが必要になるのですが、子どもたちは今年プールを設置する場所の石拾いや水溜りの水を汲み出す手伝いを一生懸命にしてくれました。中でも子どもたちの力を感じたのは、自動車形の滑り台を移動する時です。かなり重いその遊具を持ち上げる時に「せーの」と一緒に声を合わせて力を貸してくれるのです。中には反対に重さを増すような怪しい行動をしていた子どももいましたが…。いずれにしろ、子どもとはいえ、４、５歳児が大勢いれば大きな力になる事を思い知らされました。
　さて、完成といえば、ここ数年巣作りや子育てをする姿を見せなかったツバメが今朝、古い巣の手入れをはじめたのです。保育園の近くの橋が補強工事をしているため巣作りすることの出来なかったツバメが保育園の暫く使われなかった巣に目を付け、やって来てくれたのかも知れません。数年ぶりで保育園からツバメが巣立つ事を心待ちにしたいと思います。その前に子どもたちの喜びの声や騒がしさが影響で巣が作られなかった、ということがないように願うばかりです。

2011年07月01日（金） No.429 (園長日記)