Diary

賑やかな声


昨日、一昨日と仙台市内のアーケード街等ではすずめ踊りには欠かせない「ソレ、ソレ、ソレ、ソレ、ソレ、ソレ〜!!」という威勢のいい掛け声と共に、鈴、笛、太鼓、鉦の音(ね)が響きました。今年は東日本大震災の影響を受け、仙台の春の風物詩、仙台・青葉まつりは中止となりましたが、仙台すずめ踊りで元気を発信して欲しいという声が上がり、元気発信と震災復興のため実行されたようです。昨日の午前中、大河原に行き、お昼過ぎに仙台に戻ったのですが、仙台駅前のペデストリアンデッキがいつもより賑やかで雰囲気が違っていたのです。どうしたのかと思ったら粋で鯔背(いなせ)な多くの祭連(まづら)が嬉しそうに踊っていました。そして、そんな祭連を見ている方々も笑みを浮かべ、踊る姿をカメラに収めていました。こんな風に街にも活気が戻り人々から笑みがこぼれるようになりました。
 さて、休み明けの今日、保育園の子どもたちからは「きのう、ボーリングにいったよ」とか「ひつじとかうさぎとかみてきたよ!そして、おばあちゃんのうちでBBQしたよ」と休み中の出来事が聞かれました。もしかするとETC休日上限1000円が最後だった事でお出かけする子どもたちが多かったのかもしれません。そのうさぎやひつじを見てきたという3歳児のMちゃん。今日の夕方「ねえ、えんちょうせんせい見て」と言って園庭の小さなお家の屋根から飛び下りて見せてくれるのです。それだけではありません「えんちょうせんせい、Mちゃんあかちゃんほしい!」と言うのです。しかも、なにやら名前まで決めてある様子。残念ながらこればかりは叶えてあげることは出来ないのでパパとママにお願いするようにお話ししました。Mちゃんの願いが叶うと良いのですが…。また、夕方6時過ぎ職員玄関あたりから4歳時のYちゃんの声が響いてきました。随分前にお母さんがお迎えに来て下さっていたのに何度も滑り台がしたくて「帰りたくない」と、駄々をこねている様子。仕事を終えお疲れでしょうし、夕食の支度もあるのでしょうが、お母さんは根気強くYちゃんの声に耳を傾け対応して下さっていました。このところ本当に活発になったYちゃん、しっかり自己主張をする姿に成長を感じます。と同時にお母さんの忍耐強さをも感じることが出来た出来事でした。
2011年06月20日(月) No.419 (園長日記)

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