Diary

♪バスに乗ってゆられてく


今日は3歳児の子どもたちをバスに乗せ、大河原警察署と大河原消防署、そして老人施設へお花を届けに行ってきました。昨日から楽しみにしていてくれた子どもたちは朝からやけにハイテンション!「えんちょうせんせい!はやくバスにのせて!」「いつバスしゅっぱつするの?」と大騒ぎ。そこで、ジュニアシートやチャイルドシートを取り付けるためにバスまでシートを運ぶ手伝いをしてもらうと益々気分は高まり、いざ出発となった時にはバスの中に興奮した様々な声が響きました。訪問先である警察署でも消防署でも讃美歌を歌い、お花の他に手作りのプレゼントをお渡ししたのですが、どちらも署長さんまでが対応に出て下さり、パトカーや白バイ、救急車や消防車を見せて下さいました。警察署を出発する際、署長さんと手を繋ぎバスまでエスコートしてもらったK君!連行されたのではなくてよかった。
消防署では先日の避難訓練でお世話になった隊員さんを覚えていて「このまえありがとう」としっかり挨拶する様子がみられました。また“字は消せますが、火は消せません”と書かれた消火器形の消しゴムを一人ずつ頂きニコニコ!でもこのジョーク、子どもたちが理解するには時間がかかりそうです。
 最後に伺った老人施設では沢山のおじいちゃん、おばあちゃんが子どもたちを待っていて下さいました。ここでも笑顔で讃美歌を歌い、お花とプレゼントを渡した後、子どもたちが座っている方々の所まで握手をしに行くと「ありがとうね」「かわいいね」「なんさいなの?」「またきてね」と笑顔で声を掛けて下さいました。子どもたちは自分たちが特別な事をした(してあげた)という意識や感情がないからこそ施設で過ごされている方々から自然と笑みが溢れるのでしょう。今度伺うのは収穫感謝礼拝の時になるかと思います。その時もお互いに笑みがこぼれる交流をしてきたいと思います。自由参観にいらして下さり、ご一緒して頂いたK君のお母様、Aちゃんのお母様、曾おばあさまにも感謝致します。そして、毎回バスを快く貸して下さるサッカー教室のコーチにも感謝です。明日も4歳児が社会福祉協議会にお花を届けに行ってくれます。僕は明日、キ保連東北部会の放射線・震災復興委員会のため須賀川の幼稚園に出掛けて来ます。震災後、各施設で抱える問題・課題をどのように乗り越えられるか、どのような支援が必要なのかしっかりと話し合いをしてきたいと思います。責任重大ですが…。
2011年06月14日(火) No.415 (園長日記)

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