Diary

将来の夢


 最近、毎日気温の高い日が続いています。汗をかいた後は、水分補給をしっかりしながら暑さに負けない丈夫な身体を作っていく事が出来る様に過ごしていきたいと思います。また、健康な身体を作る為に「食」についてもしっかり考え、必要なものを必要な時に摂ることが出来るように過ごしていきたいと思います。昨日行われましたのぞみ組の自由参観で、味噌作りをした際にお聞きしたのですが、T味噌醤油の工場長さんの話によりますと、「食」という字は「人に良いもの」と書くという話でした。身体に良い物を頂き、健康な身体を作る為の食事を大切に考えていきたいと思います。
また今日は「防災の日訓練」とし避難訓練を行いました。突然起こる、地震や火災に備え、いざという時に落ち着いて安全に避難する事が出来る様、本当に火災が起きた事を想定し、訓練しました。出火場所や風向きなど、色々な状況がある中で、臨機応変な行動力が必要となってくる避難訓練ですので、私達職員も実際に地震、火災が起きた時の事を想定し、訓練に取り組みました。そして消防士の方々が見守る中、子ども達は無事に避難し、消火訓練の後に消防自動車の太いホースや発電機が入っている所を見せて頂いたり色々な話を教えて頂いたりしました。すると消防士さんの近くからずっと離れずにいたT君が、消防士さんに秘密の話をする時の様な小さな声で「あのね・・ぼくね・・・大きくなったら消防士のお兄さんになるんだ〜」と将来の夢をこっそり打ち明けていました。それを聞いた消防士さんは「じゃあ 今から消防署に行くか?!」と聞かれると慌てて「いやだ〜」と照れながら逃げて行きました。思えば先月誕生日を迎えたT君。誕生会で将来の夢を聞かれると「自衛隊のお兄さんになりたい」と即答していたのを思い出します。子どもの夢は毎日変わるものです。しかし、人の為に一生懸命働く姿は、職業に関わらず、子ども達に大きな夢と希望を与えている事を確信しました。お忙しい中、避難訓練の為に、時間を作って頂きご指導いただきました消防士の方々ありがとうございました。
2011年06月10日(金) No.412 (保育日記)

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