Diary

念願叶って


東日本大震災から明日で三ヶ月。また県民防災の日(6/12)ができるきっかけともなった宮城県沖地震(1978年6月12日)から33年が経とうとしています。そんなこともあり保育園でも毎年この時期に防災訓練を行っていますが、今日は地震が発生後、給食室から出火した事を想定し避難訓練を行いました。つい三ヶ月前に起きた地震を忘れるはずもない子どもたち、園内放送で地震が発生しその後火事になったので先生のお話を聞き逃げる事を伝えたのですが、あちこちから子どもたちの泣き声が響く現実に、一見平常に見えても、子どもたちの心にはまだまだ地震の爪痕が残っていることを実感しました。それでも子どもたちは二手に分かれ上手に避難してくれました。特にかなりの距離を歩いて逃げた2・3歳児の子どもたちには感心させられました。また、その子どもたちが避難して来るまで待っていてくれたそれ以外のクラスの子どもたちの成長も感じられ嬉しかったです。そして嬉しかったといえば、な・な・なんと、消防士さんが僕だけ特別に消防服を着せて下さったのです。昔からの憧れだった消防士になれたようで念願が叶った気分でした。本物のアメリカの昔の消防服は持っているのですが、現代の消防服の着心地と言えば、重く暑いのみ!?そんな服を着て消火活動をなさっているのですから頭が下がります。来週は花の日礼拝を守った後、我々の生活の安全を守ってくださっている消防署・警察署など様々な所にお花を届けに出掛ける予定です。お花と共にしっかりと感謝の気持ちをお届けしてきたいと思います。
2011年06月10日(金) No.411 (園長日記)

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