Diary

泣く


 今日は0歳児クラスで一日過ごしました。赤ちゃんに限らずですが、特に0歳児は一日の中で泣いたり笑ったりして自分の気持ちを表現し、周りにいる大人や保育者に自分の気持ちを伝えます。又私達保育者は、一日の中で泣いている赤ちゃんの気持ちを読み取り、お互いに気持ちを通わせ合える事が出来た時程、嬉しい事はありません。反対に泣いている赤ちゃんの気持ちが分かってあげられない時ほど辛いものもありません。特に人の声や感情に敏感な0歳児なので、私達は常に子ども達(赤ちゃん)の気持ちになって考えてみる事を大切に日々過ごしています。
 そんな中、今日微熱があり体調がすぐれなかった0歳児クラスのN君。ぐっすり眠った頃に布団に横にしてみましたが、直ぐに目を覚まし泣いて起きてしまう事を繰り返していました。今日N君は具合が悪い事もあって、布団で寝るより保育者の背中が落ち着くのかと判断し、保育者におんぶされながら眠り、その後は安心して熟睡する事が出来ました。N君の気持ちを全部分かってあげる事が出来たかどうかは分かりませんが、N君が目覚めるとニコッと笑い離乳食を完食し、Nくんがご機嫌な時に見せてくれるポーズ(人差し指を立てる)を見せてくれました。こんなN君の姿を見て、気持ちが通じ合えた事を感じる事が出来、とても嬉しく思いました。そして赤ちゃんが具合が悪かったり、お腹が空いたり、寝むかったりする時に、思い切り全力で泣いている姿を見ると、改めて、赤ちゃんが泣くという事がとても大切な意味を持っている事を再確認させられた出来事でした。
2011年06月03日(金) No.406 (保育日記)

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