Diary

塵も積もれば!?


今日は以前から業者にお願いしていた砂場の砂が保育園に届きました。巧みなハンドルさばきで狭い園庭をダンプカーをバックさせ砂場の近くに砂を降ろしてくれたのですが、その砂を砂場に移すのは人海戦術しかありません。そこで、先生たちが力を合わせシャベルやスコップで砂場へ砂を入れていたのですが、こんな楽しそうな事に子どもが飛びつかないはずはありません。早速、自分たちも先生たちを真似て砂遊び用のスコップやシャベルを手に、土建屋さんよろしく、一生懸命に手伝いをしてくれました。砂運び以外にも子どもたちの働きは以外と凄い力で、園庭の石拾いや草むしり等は大人だけでやるよりもあっという間に片付きます。正に塵も積もれば…。といった感じです。そんな子どもたちの手伝い今日は本当に助かりました。しかし、反対にこの凄い力は仕事を増やしてくれる事も多々あります。また、今日運んでもらった砂も、数ヶ月すると驚くほど少なくなってしまいます。そうです。子どもたちが砂場だけでなく、あちこちでレストランを開店させたり、団子を作ったりするので減ってしまうのです。でも、子どもたちの喜ぶ姿を見るととても嬉しくなります。子どもたちが喜んでくれるものをまた準備しなければ!?
 さて、今日の午前中、3歳児クラスのM先生と子どもたちが職員室から滑り台へロープを張り、昨年度子どもたちが手作りしたこいのぼりをロープに結びつけてくれました。童謡とは違い、屋根より遥かに低い所に結ばれた鯉は、時より吹く弱い風に、何となくやる気なさそうに泳いでいましたが、その姿は市販されている綺麗な色のこいのぼりとはほど遠くとも、とても味があり可愛らしいものです。時々雨に打たれ益々色が褪せてしまうでしょうが大切にしたいものです。
2011年04月27日(水) No.377 (園長日記)

No. PASS