Diary

やはり日本人は桜好き


昨日、今日の新聞やテレビのニュースで大河原の一目千本桜が取り上げられていました。震災の影響もあり各地で花見やお祭りが自粛され、大河原でも毎年行われるさくらまつりがご多聞に漏れず自粛されることになりました。ところが、今日保育園の園庭から河川敷を見てみると、平日だというのに驚くほどの車と人!つい先日は子どもたちと先生たちが散歩に出かけ、桜を独り占め出来るほどのんびりとしていたのに…。如何に日本人が桜が好きであるかが分かります。と同時に皆さんが今年も例年に違(たが)わず、咲いたきれいな桜を見ることで震災で萎えそうになっている心を癒すと共に、自分たちの気持ちを奮い立たせようとしているように思えました。
 さて、先週末、土曜日のことです。関西学院大学(西宮市)のT先生が飛行機と列車を乗り継ぎ震災見舞いに園を尋ねて下さいました。残念な事に僕はお会いすることが出来なかったのですが、T先生の気持ちと行動力にただただ敬服致しました。阪神淡路大震災を経験なさっているからこそ今回の震災のことを心に留め被災地の復興のために祈り、支援をお申し出下さっているのだと思います。最近、各地の避難所にも著名人が炊き出しや励ましに来ているニュースを目にしますが、一過性の支援だったり自分の名誉のためでなく復興までの長期的な支援であって欲しいと思います。
2011年04月18日(月) No.368 (園長日記)

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