Diary

子どもの観察力


今日は小学校の入学式に出席させて頂き、保育園を卒園した子ども達の様子を見てくる事が出来ました。数週間前は保育園で過ごしていた子ども達ですが、担任の先生から呼名され緊張しながらも返事をする一人ひとりの姿はとても頼もしく感じました。来賓紹介の時に保育園の職員として紹介されると、私の姿に気付き「せんせーい」と手を振るK君の姿はとても 自然で子どもらしく感じました。これから又友達を沢山作って、勉強に運動に励んでほしいと願うばかりです。
さて、昨日の事となりますが、私は、役場に行く用事があり急いで階段を降りて行くとそこにKちゃんとRちゃんYちゃんがおままごとをして遊んでいました。するとKちゃんが「せんせい寝坊したの?」と真面目な顔で聞いて来ました。私は一瞬「・・・。?!」となりながらもKちゃんに「どうして?」と聞き返すと「だって髪、くしゃくしゃだから!!」と即答でした。私は思わず、子どもの観察力と素直な表現力に笑いをこらえる事は出来ず、笑ってしまいました。強風で髪の毛が乱れていた事が寝坊につながったのか、伸びきった髪がだらしなく見えたのか、急いで階段を降り出掛けて行く姿が寝坊したと思わせたのかは分かりませんが、いずれにしても子ども達の想像力と表現力の深さに改めて驚かせられた出来事でした。年を重ねるごとに子ども達の様な頭の柔らかさは、少なくなり考えが固くなっていくものです。しかし、昨日のこの出来事から、いつまでも素直な心と頭の柔らかさを持ち続けていきたいと子ども達から教えられた様に思います。
入園・進級式から二週間が経ち、環境が変ったことで疲れが見られているお子さんの姿が見られていますので、週末は身体をゆっくり休め良いお休みをお過ごしください。
2011年04月15日(金) No.366 (保育日記)

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