Diary

冷静に振り返ってみると…


震災からの一ヶ月を冷静に振り返ってみると、本当に色々なことがありました。地震発生時、子どもたちは先生達がしっかり守ってくれていたものの、自分は圏内放送を入れることも出来ず、呆然としていたようで、一体何をしていただろうか?と考えてしまいます。いつまでも続く強く長い揺れ、次々に棚から物が落下し、パソコンや防犯用のモニターが落下したときには園が倒壊してしまうのではないかと思いました。電車が止まり、車や自転車で通勤することとなり必死な日々でしたが、電車が復旧し忘れていたことがあった事に気が付きました。それは『読書』だったのです。先日、久日振りに電車に乗ったとき何か足りないと思ったのが本!そして今日久しぶりに本を読みながら大河原に向かったものの気が付けば見慣れない桜並木!そうです、初めて乗り越してしまっていたのです。慌てて電車を降りすぐに来た大河原に向かう電車に飛び乗り無事セーフ!普段より10分ほど遅く園に着いたのですが子どもたちが「園長先生、今日遅いね!」と…。子どもの観察力には驚きです。初めての乗り越し、あの暖かさにやられてしまったようです。明日はそんな事がないように冷静に冷静に読書に専念いたします。
2011年04月14日(木) No.364 (園長日記)

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