Diary

感謝の気持ち


 3月11日の大震災より3週間以上が経ちましたが、今もなお行方不明の方々がいたり、心の傷が消えずに苦しい思いをしている方々がいらっしゃる事を思い、自然災害の恐ろしさと自分の何もできない無力さに心が痛みます。
 保育園は4月1日に皆様のご協力の下、無事に入園進級式を執り行う事が出来ました。しかし、入園式をしたくても出来ない園もある事を思うと複雑な気持ちになりますが、、そのような方々の事を祈りながら、過ごす毎日です。そして今回の地震で、改めて今まで当たり前だと思っていた沢山の事が、実はとても幸せなことだという事に気付く事が出来ました。電気がある生活、温かい食事を頂ける事、暖かいお風呂に入れる事、そして何よりこうして友達や先生と一緒に遊んだりできる事も全て、幸せな事だという事を今回強く実感する事が出来ました。
実感したからこそ、今回の地震で生かされた生命を大切に精一杯生きていく事が必要なのだと改めて思わされました。そして大震災があった日から今日まで色々な経験をし、過ごしてくる事が出来たのも沢山の方々のあたたかい支えがあったからだという事を思い、心より感謝いたします。ありがとうございました。
この保育日記も長い間お休みしてしまいました事、お詫び致します。今日からまた、子ども達の様子をお伝えする事が出来たらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2011年04月05日(火) No.354 (保育日記)

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