Diary
遠方からの温かい連絡
震災から三週間以上が経ち、礼拝、給食、早朝・延長保育も始まり表面的には地震が起きたとは思えない感じです。ところが、そんな僕の感情と裏腹に今回の地震を心配し、広島の幼稚園の園長先生、西宮市の大学の教授、鹿児島の保育園の園長先生から「何か必要な物資がないか」とか「ボランティアとして学生を必要としていませんか」とか「『必要な何かを送りたい』という保護者がいるんだけど」というメールやお電話を頂きただただ感謝です。全国に届けられる情報は宮城県の内陸部と沿岸部では被災状況が違うということが遠方の方々には正確に伝わっていないのかも知れません。勿論、同じ県内にいても正直、沿岸地域が本当にどのくらい被害を受けたのか自分の目で確かめていませんし、悲しい現実を確かめたいという感情は全く湧いてきません。新聞報道での写真だけでもその甚大さが十分だから・・・。それでも遠方にいながら芸予地震、阪神大震災を経験なさっている方々はその地震被害の辛さや悲しさを知っているからこそすぐに連絡を入れて下さるのであり、その心温まる電話やメールに励まされます。ピンポイントで支援をしたいと願う遠方の敬愛する先生、そしてボランティアを願い出てくれる学生、遠い九州の心優しい保護者の方々の気持ちをしっかり受けとめ、今後本当に支援が必要な時には遠慮無くお声掛けしたいと思います。
2011年04月04日(月)
No.353
(園長日記)
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