Diary

錆付いた平行線


大地震以来、復旧のめどが立たず、全く動く事のない在来線。いつもなら保育園にも響いてきた踏み切りの音も聞こえるはずもなく、電車が走らないレールは車が通る踏み切りの一部を除き、単なる錆付いた平行線と化してしまっています。これまで毎朝同じ時間、同じ車両に乗って通勤していた方々はどのようにして職場に行っているのだろうか?そんなことを考えてしまいます。テレビや新聞報道ではタンカーが入港し、ガソリンの供給がだんだん増えて来るとのことでしたが、ガソリンスタンドには相変わらず給油をするために車が列をなしています。「緊急車両専用」というガソリンスタンドばかりでは一般車両は給油したくても給油出来ないのが現実。自転車通勤は体重と体脂肪を減らすにはいいものの、そろそろ一般車両が列をなす事なく給油できるようになって欲しいものです。しかし、被災者のことを思えばとても贅沢な悩み、単なる愚痴でしかないのでしょう。震災後5回ほど自転車で通勤したので既に走行距離は350kmは越えています。単純に距離だけで判断すれば間もなく東京ということになります。人間やろうと思えばいろいろな事が出来るのだつくづく感じています。仙台から大河原まで自転車で2時間かからず到着出来ていますが、フルマラソン42.195kmを2時間ちょっとで走るメダリストにはただただ敬服です。
2011年03月29日(火) No.349 (園長日記)

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