Diary

子どもたちも職員も全員無事でした


予測する事が出来ないほどの大地震。子どもたちが昼寝をしている時の出来事でした。なかなか止まらない揺れ、そんな中、先生たちは子どもたちのことをしっかり抱きしめ、励ましてくれました。揺れが収まったあと、建物から出て、園舎北側の園庭に避難しました。時折雪が舞う中、お子さんやお孫さんの安否を心配し一早く駆けつけて下さった保護者の方、近所の方が仮設の避難テントを作る手伝いをして下さいました。同時に七輪で火を起こし、乳児のミルクを作る事が出来るようにお湯を沸かしたり、暖をとるための石油ストーブを運び入れ、保護者のお迎えを待ちました。結局皆さんのご協力のおかげで子どもたち全員が保護者の元へ帰ることが出来ました。その後、翌日の確認をし、それぞれ帰宅、或いは、電車通勤の職員、一人暮らしの職員は避難所へ一泊しました。12日は保育室と職員室の片付けはある程度出来ましたが、建物の安全確認が出来ていない事、ライフラインの復旧が出来ていない事などから判断し、保育はしばらく難しいかと考えています。子どもたち、職員の命を守ることが一番大切かと思っていますので何かと御迷惑をお掛けいたしますがご理解、ご協力をお願いいたします。再開につきましては保育園の掲示板等、何らかの方法でお伝えできるように努力いたします。
2011年03月13日(日) No.340 (園長日記)

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