Diary

はじめまして  栄養士です!


 3月も中旬を迎えましたが、まだ寒い日が続いていますね。今日は、今、給食室で話題ののぞみ組のMくんのことを、皆さんの話したくてペン(?)をとりました。

 まもなく卒園を迎えようとしているMくん。Mくんは、てんし組から入園していましたが、当時、自分が気に入った給食が出ると、「今日の給食、美味しかったよ!」と、給食室に教えに来てくれていたようで、調理員から翌日報告を受けていました。時には、「明日もまた作って」と言う事も・・・。そんなやり取りが数年続いていました。最近は、毎日毎日(それも給食とおやつを食べ終わるたびに)「美味しかったよ」と伝えに来てくれるようになりました。はじめの頃は「また来たね〜」なんて言っていた私達(給食担当者)も、「もうすぐこの声も聞けなくなるね」と寂しくなって来たと同時に、こんなにも私達に感謝の気持ちを伝えに来てくれた子どもは(私が勤務して十数年)いないと思い、涙がこみ上げてきました。「美味しかったよ」の言葉が聞きたくて、日々の給食を作っていた私達の気持ちが、Mくんには伝わっていたんだなぁと思うと、本当に嬉しくてたまりません。

 Mくん(皆にも言える事ですが・・・)には卒園してからも、この”感謝する気持ち”、そしてその気持ちを相手に”伝える”ことを忘れないでいて欲しいと思います。
 インターネットやメールが当たり前のこの頃ですが、文字ではなく言葉で気持ちを伝えるって素敵な事ですよね*^−^*
2011年03月10日(木) No.339 (保育日記)

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