Diary

被害はありませんか?


今日お昼前に起きた地震の被害はありませんか?保育園では多くのクラスが給食を食べている最中でしたが、子どもたちも、職員も、園舎も全く被害はありませんでした。職員室で仕事をしていた時に揺れを感じ、すぐに園内放送を入れ先生の指示に従いテーブルの下に隠れる等の指示をして余震に備えると同時に各クラスを回り状況を確認しました。年齢の低い子どもたちは突然の揺れに動揺したようで、担任の先生に抱きかかえられながら泣いている様子も見られました。また、4歳児はしっかりとテーブルの下に身を隠しているなど、普段の避難訓練がしっかりと生かされていることを再確認することができました。中には「全然怖くなかった」という子どもや何事もなかったのように夢中で給食を食べる子どもなど様々でした。そんな中、とても可笑しかったのは3歳児のSちゃんが保育室にあるスピーカーから僕の声が聞こえてきたことが不思議だったようで、僕がクラスを回った際スピーカーを指さし、「園長先生、どうしてここの箱から園長先生の声が出てきたの?(聞こえてきたの?の意)」と質問してきました。「Sちゃんが気付かないうちに、その箱の中に入ったんだよ!」と答えると「・・・・・本当?」とか「えっ?!すご〜い!」との反応が返ってきました。今日は被害もなくこんな風に笑って話すことが出来た地震ですが、いつ何時、被害をもたらす地震が起きるとも限りません。備えあれば憂いなし!自然の力には叶いませんが、しっかりと対応出来るようにしたいと思います。
地震が起きた後、大河原町役場の子ども家庭課、そして子どもたちを心配した何人かの保護者の方が保育園に被害がないかお電話を入れて下さいました。有難うございました。皆さんのご家庭、職場に於いても被害がなかった事を祈ります。
2011年03月09日(水) No.337 (園長日記)

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